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再起動開始~いるべき場所へ戻る旅の始まり

地上の呪いは、自分へ神罰を乞うようなもの。
お目通し下さり光栄です、京の迷い家母
平成小野篁西陣の拝み屋です。

本日11/1(月)は対面鑑定日とさせて

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本日11/1は再起動スイッチが押される日。

その前日であった昨日、オンラインストア

リニューアルいたしました。

風の時代に入ってから半年以上、いろいろ

考えていたことがあって。

時代がどう変わっていくのかを見定めていた

結果「本来いるべき場所へ戻っていく」という

結論に達しまして。

ということは反対にこの10数年本来いるべき

場所ではないところへ流されていた人たちが

いる、ということ。

実は、えみこもその一人です。

「本来いるべき場所」の定義って、この手の

言葉を使うと具体的な場所で問われますが(笑)。

そうではなくて環境のこと。

えみこの場合、この10年外へ向かっていくような

流れをつくられていました。

でも、それも別段無駄ではなく。

必要な経験値を取りに行っていただけのこと

なのですが。

 

靈氣の生徒様には講座とかでお伝えするのですが

本当に必要なものを知るために、あえてそれを

失わされることが人生には起こります。

 

その大切なものを手放してみて、そこで何を

見つけるか。

それよりもっと面白いものを見つけられたら

そっちが本物になる。

反対にどれだけ探しても見つからないなら、

手放したものが本物だから返される。

だから、何が重要かを知りたいなら迷わず

手放しなさい。

そして戻らないなら、もう不要だったんだと

本当に必要なものだけ手に取りなさい。

 

これ。

言うは易し、行うは難し。

ぶっちゃけ、本当に難しい問題でもあります。

えみこは、あの東日本大震災で自分の中核で

あった大半のものを失いました。

それらすべてが目に見えなかったため「被災」

という言葉を使ったことで随分責められて

生きる時間がありました。

先週末「おかえりモネ」が終わりましたが。

えみこが「おかえり」にこだわる理由がここに

あって、えみこ自身があの東日本の際一度も

「おかえり」を言って貰えてなかったからなのです。

あの日は人生初の地獄を見た時間だった。

生きていくための根幹すべてを失い、それでも

形式だけ続く日常を生きる毎日。

日に日に心が死んでいく中で、やがて始まった

大切なものを回収する時間。

それができたのは、「生きる」ということに対し、

積極的に支援する防災仲間たちと、躯体を

失ってもなお、遺したものたちのために働こうと

する故人たちの存在に出会えたから。

わたしは、実にラッキーだったと思う。

 

その後、紆余曲折を経て京都に上洛。

2018年の暮れ、あれほど遠ざけていた靈氣の

伝授に復帰します。

そして、始めた西の神との契約の日々。

神さまに仕える身として生きる中で再度

問われた見えない世界への忠誠と信頼。

それらをゆっくりと取り戻していくための時間の

中で、自分の本質に気づいていくのです。

 

わたしの居場所は「家族」の中だったんだと。

 

元々の臼井靈氣は、家制度でした。

入門した人たちは「家のもの」という認識を

持ち、その中で秩序を守り学びを深める。

血のつながりはないため、そこに存在するのは

信頼と「門徒」という考え方。

しかし、それは関東は機能せず、失望の果てに

取りやめたことでした。

そして京都での伝授再開、そこでも似たような

ことを経験し、もう本当に愛想が尽きかけていました。

そんなとき「社中」という制度を知ることになります。

社中と社長、その関係を知るにつれ、臼井先生が

行っていたことは実は門徒制ではなく社中制なのでは

ないかと思った。

 

社中と言えば、坂本龍馬の亀山社中が有名です、

なんだか、ものすごくしっくりきた(笑)。

門徒制は運営しない、でも社中制は運営する。

なるほどね、家族ではなくカンパニーに近い。

そして、社中では必ずと言っていいほど裏切り者も

抜けていくものもいる。

10代のころずっと音楽をやってきて、バンドを

いくつか渡り歩いて、自分がメンバー集めた時期も

ありましたが。

社中制度って結構バンドの仕組みに似ている。

音楽の方向性がずれたら解散(笑)、そうか、

それだけのことだったのか。

海街にいたころ「師範は親なのだから弟子のために

死んで当然」と言われたあの恐ろしい時代。

なんて命が軽い場所なのだと、それ以来そこが

大嫌いになった。

でも社中制度がバンドなら、この仕組みは成り立たない。

リーダーは部下のためには命を投げ出さない、反対に

誰も死なないようにするのがリーダーだから。

きっと、あの生徒は前世で坂本龍馬を斬った人

なんだろうな。

知らんけど(関西のお約束)。

 

ずっと東西を往来してきて、一生そうやって全国を

飛び回って生きていくのだろうと思っていたけれど。

実は全然そういうの面白いと思っていなくて

(やってみたくはあったけど)、実は一生京都に居たい。

家族のためにいろいろ考えて、なんならご飯作って

「あー、おかえりー」って言っているのが楽しいんだって

気づいてしまった10月の頭。

気づいてしまったらもう前には戻れない。

そんな未来を見据えたように京都仕立のブランドを

つくろうって話が入ってきて、それを形にしたのが

オンラインストアの「福始(ふくし)」。

祓うとかではなく、光を見続け、そこに向かい

人が祈りを込めたとき、どのくらいの力を発揮

していくのかを人に伝える場にしたくなった。

同時に、京の神様方の力を世に呈していきたい、と。

えみこは神様の存在証明になる、その想いは

この先死ぬまで消えることはないと思うから。

 

本日はきっさこ和束さんで対面鑑定日

いまから7年前の2014年の今日は横浜のカフェで

初鑑定を行っていたようでした。

あの場所は、えみこが本筋に戻るための始まりの

場所だった。

そう考えると、再起動ボタンは確実に存在する。

今日押す再起動ボタンはいったい、どこへ戻して

くれるのかな。

目の前に座ったら人生が変わる、そう言ってきたけれど。

それはもしかしたら、人生を変えているのではなく

本来あるべき場所へ連れて行っているだけだったのかも。

そんなことを思った再起動日の朝。

 

ま、幸せになることだけは確定だから、結局は。

そんなことは、どっちでもいいのかな(笑)。

 

 

 

 

 

 

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