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送り火の晩に船は出る

※画像はネットニュースからお借りしました

本日のBlogは、信じるか信じないかはあなた次第。

お目通し下さり光栄です、鎮靈師 平成小野篁 

西陣の拝み屋です。

本日8/17(火)はオンラインのみご予約

承ります。

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詳細は9月のスケジュールをご覧ください。

よろしくお願いいたします。

 

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8/20より午前中は提携店固定常駐となり、ご希望時間の

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Obon2021終了、風の時代最初のお盆が終わりました。

今年ほどイレギュラーなお盆もなく。

今年ほど、例年とは違った天命の降り方をした年は

ありませんでした。

それでも、五山の送り火に合わせて今年も船着き場の仕事

は行われ。

無事に船を出航させることが出来ました。

8時20分、鳥居の送り火点火、その瞬間皆様の未来への

船が出港したのですが、無事に乗船できましたか?

いまから二年前の2019年、大型船を出したことがありました。

平成でお仕事が終わった守護たちをあちらに還す船、

しかし乗船を拒否したもの、還したくないと強く念じた現世を

生きる者たちによって、その後の現実は混とんとし。

今年、皆様が乗る船の他に「回収船」と呼ばれる船を

召喚する事態になりました。

回収船から逃れた御霊は今後、守護であっても悪霊と

判断され、低級霊の扱いとなります。

 

そもそも論ですが、守護霊というのは「その人間が為すべき

使命を守るための管理者」として一緒に地上に降りてきています。

つまり、使命の管理以外のことは一切しない。

その人を守るのは使命を守るためであり、人を守るために

しているわけではない。

達成してくれると信じてこそ、の守護なのです。

その結果、本人の家族に不利益になろうが、そのことで使命が

守られるなら、守らないことがまかり通ってしまう。

「守護霊は何をしているんですか?」というお尋ねを、度々

鑑定中に頂きますが、むしろこちらからしたら「あなたは

使命のために何をしているんですか?」という質問返しの

形を取らざるを得ないっていうね。

中でも押しかけ守護霊として先祖霊が後ろにいた場合、

それを味方と勘違いしている方とか、もうなんの話も

通じなくて一番困るやつです。

これ、一番大変なケースなんだけれど、まぁ本人それが

幸せなんだろうから、どうぞご自由にって感じ。

(話を聴かない人にできることはありません)

 

ただ、そのことで他者の使命を阻むのであれば、話は別。

黄泉は現世の均衡を破壊しないという絶対ルールが

ありますから、その過干渉は到底許されない。

ということで、今回は回収船を降ろしていただきました。

なかなか忙しい船着き場のお仕事でした、ええホンマに。

船が鳥居を抜けた瞬間から、涙が止まらなかったわけですが、

終わった後の安堵感も半端なかったです。

無事できた、よかった的な。

送り火は5分ごとに点火されていくのですが、その山々ごとに

やるべき仕事があって、そりゃもう結構忙しい。

でも、終わった後何人かの生徒さんから聴いたお話が

自分の実感に近かったので、ホンマによかったと思ったり。

船は航路に乗ったら船頭と分かれるのですが、お一人の

生徒さんはそれまで集まっていたパーツが送り火の後から

綺麗に一本の線で繋がりだして。

あぁ、神様劇場の幕が開いたな、と、劇場支配人的な視点で

それを観ていました。

どうぞ、よき舞台をご体験頂きたい。

 

全国的に記録的な雨で、被害が広がらないようにと祈る

ばかりのここ数日ですが、送り火の瞬間は雨が上がった

様子を見て、冥界も本気なんだな、と思いました。

送り火の数日前から、占星術界隈の情報として、いろいろ

不穏な話が入ってきていましたが。

「洗脳」と「デマの流布」って、結局根っこは同じなんだなと

思ったり。

最終的に辿りつくのは「何を信じるか」ということに尽きる

のだな、ということでしかないから。

そして、信じたものが自らを傷つけたとき、どう対処する

かということが、この先の世界では要になっていくんだろうと。

 

船が出る前に、わたしの船頭から言われたことは

「自分が賭した世界で恥じることなく生きて」ということでした。

そこで思うのは、何も賭したことがない人に、すべてを賭して

命まで賭してその道を選んだことが理解できるわけがないと

いうこと。

きっと、そんな人とは恥の概念も違うだろうし、誰かにつけられた

傷とその痛みは、いつまでも消えないということにもきっと

気が付きはしないんだろうな、と。

えみこは、人への恨みつらみをきっちり言葉にしていくタイプの

人間でしたが。

もうそれもしなくていいのかな、と思うようになりました。

気が付けよ、という一つの信号だったんだけれど、気づかないなら

気づかないままで、あの世で教えてもらうのもいいのかもしれないし。

吐いた言葉はブーメランとなって戻るから、それを覚悟で言ってきた

節があるけれど、そのことさえもう無駄になる世界が来たな、と

今回のお盆はしみじみ思う時間だったから。

 

「痛い目に遭わせないと、気が済まないんです」

そう公言する人と、お仕事で出会いました。

そのとき、恐ろしいって思う自分を発見したんです。

決して「そうだよね、そりゃそうなるよね」とは思えなかった。

そんな自分がすごく意外で(笑)、でも、そんなわたしを

育ててくれたのは、この京都という場所やと思った。

痛い目に遭わせなければ、気が済まない。

それはすでに呪いの言葉やし、それを吐いた時点で

相手を呪ったと変わらない。

その人に言葉をくれる大いなる存在って、いったい

なんだろうと強く思うようになった。

お盆に出る船は、乗車させる権限を船頭が持っている。

だから、妙法の火が灯ってから、左大文字を介し鳥居に

行くまでの間、わたしはこう唱えたのだから。

 

「乗るべき船に乗りなさい」

「載せるべきものを載せに行け」

 

結局、船と船頭は冥界から来た使徒だから、

そこにふさわしいものしか載せることが赦されない。

そんな時間を過ごした20分、一年で一番緊張する

瞬間が今年も無事に終わりました。

京はそろそろ地蔵盆の季節です、数珠回し、できたこと

ないのだけれど。

今年はそんな機会にも恵まれるかなぁ。

ね?どうですかね?

 

閻魔ちゃん。

 

 

 

 

 

 

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