拝み屋物語 · 08日 11月 2023

止まって考えてます？

身体の動きの癖をみたら、答えは出ます。
本日もお目通し下さり誠に有り難うございます。京（みやこ）の呪術師・西陣の拝み屋惠御子（えみこ）です。本日11/8（水）は対面、オンラインともご予約承ります。対面希望の方は直接お問い合わせ下さい。明日11/9（木）は対面、オンラインともご予約承ります。対面希望の方は本日8日中にご予約下さい。今週末11（土）、12（日）イレギュラーで午後から21時まで通し営業しております。対面希望の方は19時くらいまでなら対応可能、詳細はお問い合わせ下さい。
12月のマンスリースケジュール、11月、12月の神奈川営業予約公開しました。ご予約お待ちしております。今週11/11受付開始のカルガモの会の詳細はこちらをご確認ください。
予約は申請承認制です、ご予約時間までに予約承認と事前決済をお済ませの方のみご予約確定となりますのでお気をつけ下さい。お急ぎの場合や当日直前のご予約は直接お電話にてお問い合わせ下さい、よろしくお願い致します。ご予約はフォームより承ります。フォーム予約がよく判らない場合は公式LINE、またはお問い合わせフォームをご利用ください。

※重要なお知らせ※
2023年12月より料金改定を行う予定にしております。詳細は後日お知らせいたします。ご予約をご検討の方は、11月末まで旧料金中のご予約をお薦めします。

週間スケジュールは2週間ずつ公開中。
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○11/8（水）の更新記事はこちら

いよいよ残り6名の募集となって参りました！64の星からのメッセージ有料体験モニター募集　推奨はセッション付プランです。ぜひお知り合いの方などこのチャンスにご紹介下さい。よろしくお願い致します。

昨日は11月のムーンショットライフデザインZOOM講座でした。最近「えみちゃんの講座占星術判らないとキツいときがある」的なご意見を頂きまして、この部分要改善だなぁ、と思っているところ。昨日の講座もどこまで伝えられたかなぁ……的なことを思っているのですが。元々のロジックが「惑星運行を逆手に取る形で現実の時間軸に反映させる」という手法なので、ある意味やむなし感があるのですが。

風の時代は占星術界隈では「月星座で生きる時代」とも言われています。これは概念を大きくシフトさせていくことが求められるわけで、そのための単発のワークショップを年末に向けて何回かやりたいなぁ、とか思っているわけで（主にオンラインで、ということになるのですが）。占星術はわからなくてもいいけれど、自分自身を知るために星を知ることは重要だよ、と思うようになってきています。そしてこれ、実は我が西洋占星術の師匠の教えでもある。なんやかんや、占星術の師匠選びは、間違っていなかったな、と最近実感しているのです。

○考えるとき、止まってます？それとも動いてます？○

何かを選択するとき、または表現するとき、止まって考えてます？それとも動いてます？「え？何言ってんの？」と言う方が大半でしょうね。この部分、実は結構重要な要素です、そしてこの要素が12年ぶりで戻ってきたことを昨日の能のお稽古で実感しました。12年前は「マナー」を通じ、このことを問われました。人間は、次のことを考えながら動く人が、こと現代は多いです。ところがそうすると流れるような動きになってしまい、その結果丁寧さが欠けた振る舞いになってしまうのです。12年前通っていたマナー資格取得の学校では、この点を厳しく指導されました。初級の資格で入校したはずなのに、なぜか専任でついて頂いた先生は元国際線の指導教官で、通常であれば上級者専任になるスペックの方。それはもう、とても厳しく育てて頂きました（そして、試験に落ちれないというプレッシャーの元無事資格取得させて頂きました）。

いま社中として通っている能のお稽古も、噂では厳しいというお声もあるそうです。厳しくないとは言いませんが、師匠に惚れ込んで通っているえみこからしたら、身につけるってどういうことなんだろうね、と内心思ったりするわけで。身につけるのは技芸だけじゃないけどね、と、何を学んでも思ってしまうのです。星然り、マナー然り、能然り、教育支援に関しても受験産業で尊敬する上司から受け継いだDNA（精神的教育）があると思っている。

その尊敬してやまない能の師匠から、マナーの師匠とまったく同じことを昨日言われたのです。
「一つ一つの動きを、きちんと止める」
いやーーーー、デジャブかと思いました。そして思い出しました、「流れるように動いてはいけない」というマナーの師匠の教えを。流れるように動いていると言うことは、脳の自動再生です。脳の自動再生は実は考えているようで考えていません。なぜなら脳は大まかにしか記憶しない構造だから。「なんとなく」で形を作りますが、まず型を作るのでそこに心は入りません。もっと言うなら魂とは絶対乗せられない。その結果、ペラッペラな現実ができあがる。ペラッペラな現実、そんなもの、あなたは欲しいですか？（えみこは要らないです）

○止まって、考えて。どこに向かうか、考えて○

人間は1日に最大35,000回選択する、と言われています。しかし、これは個体差があり、人の脳は選択する回数が決まっている、とされています。特に大きな決断は回数ではなく、そのボリュームで掛かる負荷値が変わってくるため、経営を行う人たちは選択回数ではなくその選択そのものの質を視るようになるのです。有名な話では、ジョブズは1週間に着るコーデはすべて決めていて、それをルーティン化している、だとか。何を着るかより、事業に使う選択エネルギー（脳の負荷）を温存するために、ジョブズにとってどうでもいいことについては、ルーティン化していたのでしょうね。ジョブズ以外にも経済的成功者は大抵この「ルーティン」を持っています。ルーティン化させることで選択に使うエネルギーを温存させているのでしょう。

選択する＝止まって考えるという癖を持っていないと、流れるように決断する（目の前のことをやりながら、次を考え決める）癖が脳についてしまいます。元々脳はマルチタスクには向かないため、マルチタスク壁をつけてしまうとそこに恒常性（いつもそうする）が働いてしまい、流れるように決断する＝流されやすくなる、という構図が生まれてしまうのです。これを回避するためには一つ一つの決断を止まってする癖をつける他ありません。

止まって決断ができるようになったら、「なんのために決めたか」を点検しましょう。人の選択は、「目の前の問題を回避するための選択」と「自分が行きたい未来へ進むための選択」という2種類があって、このどちらに乗ったかでその先の世界線は大きく変わってきます。一見良さそうに見える「目の前の問題を回避するための選択」ですが、脳が「目の前の問題」にフォーカスしているので、結局いつまでも目の前から問題がなくならない、という皮肉な結果を生み出すのです。自分が行きたい未来へ進みたければ、そちらを選択して下さい、というお話だと言うことですね。
止まって考えているかどうかは、自分の身体の動きを見ていたら判ります。さて、えみこも12年ぶりにここのチェック、してみようかな。

本日の課題
・あなたは、止まりながら動いています？それとも流れるように動いています？

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