故人の通訳は三者面談

故人の通訳。

聴き慣れない言葉でしょう?それもそのはず。

日本で「通訳」を名乗りプロの看板あげている

人は、一握りしかいないから。

わたしが知る限り、関東にはわたし入れて二人

しかいませんでした。

京都では、まだお会いしたことがありません。


普通、この手の仕事は霊能者や霊媒師の

専売特許になっています。

それ故、人は故人に会いたいとき、霊能者か

霊媒師か、もしくはイタコを探します。

通訳は、そのどれにも該当しません。

つまり、探しても貰えない。

だからこそ、霊媒師として活動した時期が

ありました。

でもそうすると、除霊の依頼がくるわけです。

それも乱暴に「祓って欲しいの」と言ってくる。

あー、もうモノなんだな、と思うわけです。

わたしが雑巾に見えるんだな、と。


貴方が街で歌手を見つけて、いきなり

「歌って。お金がないから、できたら

 あまり払いたくないけど」とか、言います?

同じことなんだけど、これ堂々となさる方の

多さ。

断ると「詐欺師!」「折角きてやったのに」と

言われる。

こんな経験を随分神奈川でしました。

関西に来てからも、大阪、兵庫、奈良あたりでは

同じ扱いを受け。

京都は市外の方に言われたことがあります。

だから、市内から出ないことにしました笑

わたしも人間なんです。


故人の通訳は、例えるなら中学の三者面談。

ご依頼人と、故人の間を教師の位置にわたしが

入り、繋いでいきます。

だから、霊能者とも霊媒師とも違うのです。

言われてないことは言えない代わりに、故人の

想いを代弁することはあります。

ほんまに担任の先生みたいな役割なんです。


この仕事をしてきて17年。

その中でお客さまにお伝えしていることが

あります。

わたしの前に座れたら、人生が変わる。

代わりにわたしから後ろはいないから、次の

人の前に座るとき、あなたの人生はセカンド

シーズンに入ります。

信じても、信じなくてもいい。

でも、それは変わらず見てきたわたしの事実。

あなたには、会いたい人はいますか?

いらしたら、ぜひ一度ご相談ください。


ご依頼には故人のお名前、生年月日か没年月日が

必要となります。

不自然死はアンナチュラルとしてご依頼承ります。