さて、本日水星が双子座入致しました。本格的に始まるライオンズゲートの準備と、平成じまい。先日のムーンショット対策講座でもお話しましたが、本日から5月とは違い、冥王星の影響が加速する1ヶ月がスタートします。そして、すでに始まっているライオンズゲートの準備、世の中の流れは速く、押し流されそうになったり、巻き込まれそうになったりしていくので注意が必要。抜け出すコツとしては、生徒さんの間でおなじみこのお呪い（まじない）。

「すべては善に向かい起こる」

どれほど最悪な状況もすべては善に向かって起こる、ただし、自らの中に「悪」の要素がなければね、ということだけを今回からは付け加えておきます。冥王星水瓶座は、ある意味とても合理的で冷たい星です、それ故に「可哀想」とか「努力したのに」みたいな感情論には流されないでしょう。

悪を犯すなと言っているわけではありません。犯そうと思って犯す悪は大問題ですが、そうではなく犯す悪という物がこの世には存在します。そしてそれを人は「学び」と呼ぶ、けれど潜在意識レベルで学んでしまった悪は、その所業から抜け出すことが至難の業になっていきます。なぜなら脳はオート再生だから。それはもう、歩く破壊兵器に近い、けれども彼らにも市民権が与えられる。この理論については人間三分類論で詳しく学べます、ご興味がある方はぜひお申し込み下さい。このところすっかり自律神経のバランスが崩れていたえみこでしたが、そこにも意味があったことを知らされた水星双子座入前夜。負を糧にするための時間が、今日から始まろうとしています。

○あなたのワクワクは、どこですか？○

あなたは、何をしているときが最も楽しいですか？人生をよりよく生きようと思うなら、一番楽しいと思うことをやり続けろ、と言われます。以前まだ辻堂秘密基地があったころ、そこには「上級クラス」と呼ばれている月1回開講している講座がありました。生徒さんたちはすでに毎月1回の学びを7年は続けている人たちで、知識も経験もその年数から他の生徒さんとは差がありすぎているが故。上級クラスと呼ばれていました。そこでは、いまムーンショット対策講座で毎月行われているような記述式のワークシートが毎回出題されていましたが、あるとき「一生遊べるだけのお金を上げるから二度とするな、と言われたら、辞められるものはなんですか？」という設問が出されました。これは即ち「大金を断っても続けたいと思うものはなんですか？」という問いになります。生徒さんたちは悩みに悩み、一人の生徒さんは「何もない、このままでは人生が危うい」と言っていたことをよく覚えています。この生徒さんがお金ではなく続けたいことはお母様のお世話でした。「お母様が存命のうちに答えを探して下さいね」とお願いしたことを覚えています。

もう一人の生徒さんは、縫製職人でした。「縫い物は死んでも辞めない」、彼女は迷うことなくそう書いていました。ところがその数年後、彼女を病が襲います。手術が終わって無事戻ってきた彼女は闘病の中で徐々に仕立てをしなくなっていきました。そんな彼女を心配して、フォーマルのオーダーをしたことがありました。彼女が退院して、3ヶ月くらいしてからのことだったと思います。最初は引き受けてくれた彼女でしたが、やがてお断りの連絡が来ました。「やれる気がしない、ごめんね」そういって、断ってきた彼女はいまにして思うとプロとしての責任を果たしたのだと思うのです。無理のきかなくなった身体、そして迷惑をかけたくないお客様。その後彼女は一切の物作りをしなくなり、そのまま亡くなりました。わたしはこのとき、「頭で考えていることと、実際にそうなったときは違うのだ」ということを彼女に教えて貰った気がしたのです。

好きなことと、ワクワクすることは、同じではない。そのことをわたしたちは理解しておく必要があります。好きだけれど、なんらかの理由でそれができなくなったとき、その人のQOL（生の質）は一時的には劣化します、しかし他の好きを手に入れれば幾らでも回復するチャンスがある。一方でワクワクすることと言うのは、案外気がつかないものです。それは人生の中に楽しみを見いだす、という習慣がなければできないことだから。その習慣のあるなしが晩年の人生で大きくQOLに関わってくる。そのことをしっかりと認識し、実践するようにしていきましょう。「いまこれがあるから大丈夫」は、未来永劫続くわけではないかもしれない。その感性は、とても重要なことだと思います。

○いいことも悪いことも、いつかは終わる○

人間には、いいことと悪いこと二つの側面があり、それを併せて陰陽となっています。ということは、人生の中でいいことも悪いことも同じくらい経験する権利がある。ある説には、この分量は基本的には同量で、その量を生きていく中でどのように使ってきたかによって人生の流れが変わっていくだけ、とも言われています。また何をいいとするのかは、その人の認知であり、ある人はお金さえ在れば幸福だと信じ、またある人は夢さえ在れば幸福だと信じている。これはどちらも間違いで、いい悪いが同量にある人生というのは言ってみればバランスが重要視される。「いいこと」と定義したものを追うだけでは意味がなく、反対に「悪いことばかり」を見続けても意味がない。悪いことが起こったときには学びを探し、いいことが起こったときには感謝する。ただ、それだけでいいのです。

なぜならば、いいことも悪いことも、いつかは必ず終わるのだから。

「一度栄えしものでも、必ずや衰え行く」

この言葉を聴いたことはありますか？未来永劫栄えたまま、ということはあり得ない。そうなっている段階でもう、きっと悪に傾いているのだと思うのです。栄えたものは常に衰える恐怖と戦うことになります、登った山が高ければ高いほど、その恐怖は増していく。反対にいつまでも山の頂に立てないものは、登り切れない恐怖と戦っていくことになる。結局同じ、どちらも同じなのです。辞めたくないなら登るしかないし、衰えてしまったなら、また栄える道を辿ればいい。一度できたことは何度でもできる、西洋占星術ではそう言われています。その道を歩き続けるだけのパッションを生み出すにはやはり、「ワクワクする」何かを持たなければ、きっと歩き続けることはできないと思う。

終わらせたくないなら、続けられるように前に出る。終わらせたいことなら、終わるように前に進む。そして続けるために進むのか、終わらせるために進んでいるのかは決して間違えてはいけない。ましてや、そのツケを周囲に持って行くことなど、あまりに愚行としか言いようがない。そんなことだけは決してしないよう、わたしの仕事があるんだろうな。そんなことを、思う朝でした。

「誰もそんなこと言ってくれなかった」「誰にもそんなこと、言われたことがない」

現場でたまに聴く言葉、そしてそのたびに思うのです。

「だから、いま、あなたはそんな風になってしまったのかもね」

えみこ程度、どこにでもいるって言われてきたけれど。あれ、嘘じゃないかと最近思う。えみこは、多分えみこしかいなくて、えみこに似たことをやっている人はいるかも知れないけれど、同じことをやっている人はいないんじゃないかと思う。関東で唯一えみこと同じ通詞をしている人を知っているけれど、彼女は声聞師（しょうもじ）ではなかった。だとしたらきっと、わたしとは違う役目の人だから。以前も同じことをやっている人はいるだろうって探した生徒さんがいたけれど、そんな話を聴く度にいつも思う。

「もし、見つかったら、教えてね」

もしいるなら、あたしが真っ先に会いに行きたいから。見つけた方、情報お待ちしております。

【6/16（金）20時半～60分　閻魔帳ラジオ配信】

6/16（金）20時半～21時半zoomにて音声にて配信。

Twitter拡散割りあります、詳細はお問い合わせ下さい。

リアルタイム配信+アーカイブ（配信後2週間視聴可能）noteにて販売開始しました。

本日の課題：

・あなたが一番ワクワクすることは、なんですか？

・あなたは人生の中にどのくらい楽しみを見いだすことができますか？

　何をしているとき、楽しいと思いますか？

靈氣サロン開業20年目に向けて対面、遠隔セッションを再開致します｜【京都　西陣の拝み屋】京都のロックな霊媒師　惠御子西陣の拝み屋は2024年靈氣サロンとして開業20年目を迎えます。 2004年湘南で靈氣サロンをオープンしてから辻堂、鎌倉、北鎌倉、東京駒場と関東で数拠点にてセッションを提供してきました。またイベントや出張での開催は東京、埼玉、新潟、福島、宮城、大阪と全国で展開。癒しフェアには2014～16まで三年連続で出演、その他雑誌「InRed」のイベントなど…